【お題日記】何回も見た映画

エイリアン2

信頼している仲間や上司がいる。この20人近い精鋭達に加えて最新の設備もある。コンサルタントまでいる。仕事に対して不満は多少あるが、まあ目の前のことを淡々とこなすしかない。だって、今までの生き方からして俺たちにこれくらいの給料だったとしても仕事があること自体感謝しなければいけないから。
兎に角、コンサルタントは色々うるさいが、百戦錬磨の俺たちにかかれば、こんな仕事はすぐに終わって数日後の今の時間くらいには帰路について好き勝手なことをしているだろう。チョロい出張だ。
そんな風に思っていたが、現場の悲惨さは想像を遥かに越えていた。上層部の読みの甘さと判断の遅れで、仲間や上司はどんどん去っていき、部を指揮するのが、代表者レベルから担当レベルにまで落ちていった。 頼りになるはずだった設備やらもまるで約に立たない。
今は、コンサルタントと、途中で合流した現場の人間の情報と、そして自分を頼るだけになってしまった。もう、残された人達の能力をフル活用して何とかするしかない。


エイリアン2は社会派ドラマであって何度観ても楽しい。