- 名前
- 青金魚
- 性別
- ♀
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 気まぐれ。 よろしくお願いします。
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【お題日記】「いつ恋」タイトルのような恋の思い出
2016年03月07日 02:33
うちにテレビの無いあたしは、「いつ恋」がわからなくてググりました。
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
ですね。
ふむ。
とても好きな人が居ました。
彼もあたしをとても好きで。
「愛してるよりもっと上の言葉ってなんだろう?」って話して、そんな言葉が存在しない事に歯痒さを感じて悶える様な2人でした。
少し狂気じみた2人でした。
お互いを体液まで愛して居ました。
飲み物も食べ物も、彼の口から移してもらう事を好みました。
親鳥と雛みたいでした。
一緒に居る間は、まるで接着剤でくっついてしまったかの様に離れず、離れなければいけない瞬間は必ずあたしは泣いて居て彼はずっと愛してると囁きました。
あたしの左耳にはピアスホールが1つ開いて居ます。
彼に開けて貰ったピアスホールです。
彼が居た証を、あたしの身体に、彼の手で刻んで欲しくて。
痛みも想い出になる様に、一瞬で開くピアッサーでは無く敢えて刺すタイプを選びました。
このピアスホールは死ぬまで閉じないし、数が増える事もありません。
そんな2人にも、別れが訪れました。
彼が心移りをしてしまいました。
出会った頃はお互いに人間不信で、全力で信用させ合おうと話し合って居たはずの彼が、離れて行きました。
絶対に居なくならないと言って居た人が居なくなるなんて、あたしはこの世界の何を信じればいいんだろう?
あたしの世界から色が消え、味もしなくなり、何も聴こえなくなりました。
何も食べず、眠らず、笑わず、夜になると泣いていました。
家族や友人に心配されました。
死ぬ、死にたくない、死んじゃダメ、死にたい…あたしの中で毎日葛藤してました。
猫があたしの傍ですやすやと寝息をたてるのを見て、思い止まりました。
時間が経ち、やがて傷は癒えていきます。
一時は般若の様な心境で彼を恨んで居ましたが、突然ふと恨みが消え幸せを祈れる様にすらなりました。
今でも連絡は取って居て、彼の娘ちゃんの成長に一喜一憂しています笑
彼の嫁に悪いので何も贈りませんが、子供服屋のあたしはうずうずしています笑
未練は無いし戻りたいとも思わないけど、あたしは彼に出会う為に産まれたんだという想いだけはこれからも変わらないと思います。
ちなみに、あんな頭のおかしい恋愛はもう誰ともしません!
ダークサイドに堕ちて居た1ヶ月は、かなりしんどかった。
思い出すだけで、あの頃のあたしの頭を撫でる為だけにタイムスリップしたくなります。
でも今、生きててよかったなーって、強く思うよ。
このデジログへのコメント
人を愛する自信がない人間には狂気じみた恋愛って怖そうだけどちょっとうらやましく見えました。
本人からするとたまったもんじゃないと思いますけどw
自分も20年前に強烈に恋したことがあった。自分の場合、片思いで振られたけどね。
その時に自分も精神的に凄く落ちて、それからは恋愛しても入れ込み過ぎないように心にストッパーが掛かるようになったよ。
> ジョーカー.さん
愛する自信が無いと言わしめるのは何故でしょう。
ただ、本能のままに相手を求めたらこうなりました笑
救いは、あたしだけじゃなく彼も同じくらいだった事ですね。
> hiro69さん
心にストッパー凄く分かります。
幸せの絶頂で死にたいと思う様になっちゃいました笑
死なないけど。
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