- 名前
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「セックス経験のない女性がIVF(体外受精・胚移植)で“処女出産”」
2016年01月12日 09:27
イギリスのインディペンデント紙に、こんなタイトルの記事が掲載されました。
「セックス経験のない女性がIVF(体外受精・胚移植)で“処女出産”」
その記事によると、イギリスで過去5年間に25人の処女の女性がIVFの手術を受けたとされています。あくまでもデータなので、実際の人数はもっと多い可能性もありそうです。 かつて、精子バンクで男性の収入や学歴などのデータから、より理想に近い遺伝子(と思われるもの)を選んで子供を出産する女性達が話題になった時期もありました。面倒な関係など持たずに、自分の理想に近い(であろう)子供を得たいと考える人たちもいるでしょう。また、諸事情でそうせざるを得ない場合もあるかもしれません。過去の性的な経験はさておき、異性と関係を持たずに子供を出産する選択肢も考えられる時代なわけです。
ただ、子供を産み育てていくと考えると、ひとり親のほうが大変なことは間違いありません。「経済的にも精神的にも大変な状況に置かれる確率も高い」といったデータや指摘もみられます。
それでも、なぜ彼女たちはこうした選択をするのでしょう?
このイギリスの25人は通常の異性愛者でした。
男性と関係を持つことなく妊娠を望んだ理由は「精神的にセックスを受け入れられない」といった心身の問題がありました。中には、宗教上の理由もみられます。さらには、「理想のパートナーを待っている」など“夢を追い求める”結果もあるようです。理想の相手を待つ間に年をとってしまうため、子供だけでも先に……というわけです。また、2013年のアメリカでの調査では、年間200人がセックスを経験しない出産を選択していました。
一方、日本ではどうでしょうか。
日本産科婦人科学会は、IVFは「婚姻し挙児を強く希望する夫婦」に対してのものとしていましたが、2014年に「婚姻」という言葉を削除しています。いろいろなパートナーの形があり、そこには事実婚も含まれるので、公的な婚姻書類を提出する義務はありません。また、今では匿名の第三者からの精子や卵子提供でも処置を受けられ、無料・無償で精子提供を行う公益・非営利団体も存在します。
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