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そんな世界は破壊して。

2015年10月11日 00:27

何年振りにログインしたのか定かではありません。
世界をリセットしていくにあたって、自由に想いを吐き出せる場所が必要で、ここを思い出しました。
むかしは有料会員でフレンドさんもいましたが、いまは無料会員ですしフレンドさんもゼロです。
ログもゼロ。
新しくすべてをやり直すにはもってこいのタイミングです。


飲み屋で差し向かいになってしゃべる会社の同僚に吐き気を覚えて先に店を出た。
あまりにも次元が違いすぎたから。
思想や思考や指向性や志向、なにに生き甲斐を感じて喜びを見出していくのかが。
彼のくちから飛び出してくるものは、すべて、どこかの啓発書からの言葉で。
この作者に会いたい!
成功したい!
と宣うばかりで吐き気がひどくなってしまった。


こんな人たちとは、もう仕事ができない。
という強い強い想いが大きくなり、会社を辞めることにしました。
俺はもう、あんな人たちの中で生きていくことが、できない。
死ぬのは、目に見えている。
すぐにでも、こころが、死んでしまうよ。


重々しくて重々しくて。
けれども、実際には重さなんてなくて、中身はカラッポに見える。
ああいう人たちは、そんな感じだ。
金と外聞と外見と地位と名誉と一軒家と見た目に支配されていて雁字搦めで地に伏している。
成功したいんだよ!と熱烈に語る先に見えている光りは、深海魚が口を開けて待っている誘蛾灯みたいなものに思えてならない。
呑み込まれても、きっと、こういうのだろう。
これが世界だ!これを望んでいたんだ!と。


彼らに、俺は、どう見えるのか。
きっと、軽薄で、責任感など無く、夢や理想ばかりを語り逃げてまわる下等な動物に見えるのだろうな。
あの、軽蔑して憐れんでいるような目ときたら!
彼の目に、光りが宿っているのを見たことがない。
いつも、真っ黒だ。
口先だけで「楽しくしよう、これが現実だから、なんとかこれをユートピアにしようじゃないか、なあみんな!」
そんな風に、自らを騙して、臭い物には蓋をして、見下し、見上げて、ギリギリを保っている。
そう見える。
俺には、諦めきって、その中でなんとかして居場所を確保しようとしているようにしか見えない。
満員電車の中で、席が空くのを、ギラギラとした目で狙っている、飢えたケダモノ
他人を蹴落として自らの利益だけを貪ろうとしている。
御託を並べて、さも「みんなで!平等に!成功しよう!」とはしているけれど。
結局は、自分が、自分が、自分が。


ああ。
なんて悲惨な世界だろう。
こんな世界は、破壊されなければならない。
完膚なきまでに、容赦なく、二度と立ち上がれなくなるほどに、粉々に。


そう、僕は思うのです。
会社を辞めて、僕は、こんな世界とは決別するんです。


そうだ、彼は面白いことをいっていました。
「課題の分離だよ」と。


「君が求めるような環境なんて、存在していないんだ。
 誰もが君と同じようには生きていない。
 それを同じにしようとする君は、横暴だ。
 君と、他人は、違う。
 それぞれの課題が違うのだということを認識しろ。
 課題の分離が必要なんだよ、君には」


おっしゃるとおり。
僕は、分離させます。
自分と、そんな世界を、切り離します。
新しい世界を、はじめるんです。


こんにちは。
はじめまして
これから先、どうぞよろしくお願いいたします。

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