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趣味は読書、ランダムハート
2015年10月08日 01:17
大江健三郎の「私という小説家の作り方」読了。
久々に、大江健三郎を読んだ。
今年の新潮文庫「夏の100冊」に大江健三郎は選ばれなかった。僕には意外だった。
もう一度、岩波新書を含めて、大江健三郎を、復習したい。この本を読むとそのような気持ちになる。
僕は非常に特殊な読書案内として、この本を読んだ。
今まで「ダンテの神曲」など読みたいと思わなかったが、読みたくなって来る。
僕は、大江に障害を持った子供が生まれる以前の、創造力ばかりで作られた作品が好きなのだが、この作家に、障害を持った子供が生まれなかったら、どのような方向のどのような作品を書いたのかと、そのようなことを想像してしまう。
このログの文章は、明らかに大江の文体に影響されている気がする。
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