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2015年10月05日 04:21

脳

私たちの脳のなかにある1000億ともいわれるニューロンが相互活動すると、なぜそれが喜びや悲しみなどの主観的経験を生み出すのでしょう。真紅のバラの花に感じるクオリアの質感。映像を見て涙が出るほど感動したりする。脳は物質でありモノにすぎない。ニューロンそのものも電気信号や化学物質を伝達するにすぎないのに、発火のパターンなり膨大なニューロン間の相互作用がどのようにしてそのような感情や自己意識をつくり出すのか?意識研究の本にはこういう問いかけがよく出ています。いまでは、意識や心は脳の産物にすぎないと語る研究者たちのほうが多い。神経学者たちのほとんどがそうでしょう。心は脳から生まれるとしながらも、自己意識生成のプロセスについては微妙に異なったりします。一元論や二元論的の論争も続いており、その主張もいろいろあるようです。一元論にもいくつかの主張がある。

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