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ギリシャの歴史
2015年07月06日 19:33
近代ギリシャの歴史を読むと列強に翻弄され続けてきたことが分かる。
①トルコ・エジプト連合対ロシア・イギリス・フランス連合。1927年ロンドン条約でギリシャ独立
②1828~1829年 ロシア・トルコ戦争に勝利したロシアはコンスタンティノープルに軍隊派遣
これを危機と感じた英仏は1830年のドンドン議定書でギリシャの独立を承認。
③1896~1897年クレタ革命、1904~1905年マケドニア戦争
④1909年 クーデター
⑤1912~1913年バルカン戦争 セルビアと組み勝ち続ける
⑦1914年オーストリアのセルビア侵攻で第一次大戦が勃発
北からドイツ、ブルガリアがマケドニアに侵攻、南からフランスがピレウスを占領。
⑧1917年、コンスタンティン国王は亡命し、第2王子アレクサンドルがギリシャ国王となる
その後も書ききれないほど内戦、干渉が続くき、アメリカの干渉で1963年ようやく内戦が終わる。
ギリシャはトルコから独立後すぐの1896年第一回オリンピック開催、しかし独立後80年間もの間借金を返済し続けた。そして借金がなくなり、経済的にも内政的にも落ち着いた2004年再びオリンピック、しかしオリンピック後再び借金返済に迫られることになるのは歴史のあや。
周囲の大国に翻弄され続けてきたギリシャ国民が逆切れするのもこのような歴史的背景があるのかと考えさせられる。
そして一番重要なことは、ギリシャはヨーロッパ発祥の地ということ。欧州人にとってはエルサレム、ローマのような場所。その地をロシアや中国に渡すわけにはいかない。 縁の薄い日本からすると小国で全く影響はないと判断する。しかし欧州にとっては文化、哲学など欧州の源流。
なので、ギリシャのEU,NATO,ユーロ離脱は絶対阻止に動くと思う。チプラス首相はそこを逆手にとって「最後は欧州の源流であるギリシャに手を差し伸べる」と甘くみたのかもしれない。
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