カネのイイところ悪いところ

ギャハハ、おまえの大好きなカネ、

イイところも悪いところもあるんだぜ、

イイところ？

大好き、ダロ？


たいがい、理屈抜きに、スキっ、

なんで？

困ったときに助けてくれる、ギャハハ

他のヤツは、たいがい、逃げる。

うんだから、おまえは貯金するんだろ、ギャハハ


亭主子どもなんぞ、いざとなったら、当てにならない、

そんなことなあ～い、

そ、そんなことなあ～い、

そーかもしれん、

しかし、世の中、大変なとき、たいがい、結果問題だ

ま、そのときになってみないと、わからないってコトだ。


大変なとき、たいがい、必ず、助けるとか、力になるって、ゆーだろ、

そのときは、ほとんど、大変なときでない、ギャハハ


状況や状態が違えば、人なんて、わからん、
助けるモノもいればソーでないものもイル、

助けないモノが悪いと言ってない、
人は皆、それぞれの行動をする、イイ悪いじゃない。


そ、観念とリアルの違いだ。

だれでも、困ったモノは助ける、これは観念だ、
しかし、現実は観念じゃない、
だから、結果次第だ、
あのとき助けてくれなかったじゃないか、と、責めても始まらない。

コーゆーときって、

カネって、すごく頼りになる。

それだけだ。


悪いところ？

ギャハハ、

かねにも、やっぱ、悪いところがアル。

へっえっ～


もっててジャマにならないかもしれないが、おまえを破壊する。

ギャハハ


カネに色はナイとゆーだろ、

そ、カネに色はない、

だから、おまえを破壊するのだ、ギャハハハ


ヒトはどんな小さなモノでも識別する能力がある、

たとえば、おまえの隣人知人、おまえをとり囲む数知れぬ人々、
コイツらひとりひとり、みな、チガウ、
ぜ～んぶ、チガウ、ギャハハハ

ヒトにはソーゆー識別する能力がアル。

たとえば、おまえは周りの景色を毎日見る、時間とともにそのチガイが、わかる。
風の動き、雲の流れ、雨の滴り、花々の息吹、土の臭い、
だれでも、日常、違いを感じてる。

言葉で表現できるかドーかは、また別だが、しかし、チガイは確かに、感じてる。



カネは、このチガ～イの色を、ぜ～んぶ、なくす、ギャハハ


ナ、

カネに色はない、ギャハハハ


チガイを、豊かさとか豊穣とゆー




人はおまえを助けないが、カネはおまえを助ける

と同時に、

カネはおまえから、人間を奪う



ギャハハハ、困った