渇き　を観ました。

この作品は、きっと好き嫌いが分かれる作品だと思う。
作品の中身はバイオレンスが中心にあって、その周りに愛とか寂しさなどがある感じ。

この作品を最初に見始めると、独特なカット割りや画の色合いなどで。
「告白」を撮った監督の作品だとわかる。
告白を観た人なら分かると思うけど、これはきっと普通じゃないなってｗｗ

８０ｓ刑事が、近代の闇の中にどんどん入っていく作品ってのが自分の見解。
人の闇がガッツリ描かれている中に８０ｓ刑事が暴れまわるので
そのギャップがこの作品を独特のものにしてると思う。
映画をみて、原作小説がどう描かれているのか興味を持った。

もう一つみんなが注目してるのはきっと、主演女優だと思う。
小松菜奈さん（加奈子役）　渇きが初めての女優業らしいです。
この人の目力は、確かに魅力的です。
演技力がどうかは、この作品だとぶっ壊れた役なので、今後の作品を観たいです。
ただ
この作品の彼女は、怖くなるくらい魅力的です。
誰もが認める美女とは思えないのですが。この作品の彼女は別です。
作中で、彼女の恐ろしさに気付いてるのは周りの女の子たちだけ。
男たちは恐ろしさを知ってか知らずか、虜になってしまう。
作中で、加奈子は空っぽだって言われるのですが。
空っぽになってしまった経緯が映画では詳細に描かれていないので、そこが自分は気になった。

この作品の事は、色々興味深い事があるので、観た人がどう思ったか話してみたいｗｗ

良い作品かと言われると、役者さんたちに救われたと言わざる負えない面はある。
色々なところが、個々の感じ方で変わる作品だと思う。
年代だったり、性別だったりで。色々な意見がある作品だからこそ。
面白かったと思う。