- 名前
- 杢兵衛
- 性別
- ♂
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 悠々自適、風雅な隠居生活
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依存症
2014年10月19日 07:02
セックス依存症という概念は1980年代から徐々に広まっていったと言われています。決まった定義はないのですが、アメリカでは裁判でも用いられるなど社会的影響が多いものといわれています。結婚して相手がいるにも関わらずセックス依存症に陥り、それが原因で離婚してしまうというケースも珍しくありません。
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■生きているということを確かめたいという欲求
生きているという実感が十分にないという悩みを抱えている人は近年増えていると言われています。本能的欲求をもつ私たち人間にとって、虚無感や自己存在感の欠如といった感情は心の奥底にあるものかもしれません。激しい虚無感に襲われてしまうと、人間はその反動で強い意識を求めてしまう傾向にあります。これは、虚無感のつらさから逃れたいという気持ちから生まれます。セックスは生物学的存在として「生きている」という実感を身体と脳で味わわせてしまうのです。強い刺激という観点で考えると、酒、ドラック、あるいはリストカットなどの自殺的行為も生きているという自己確認のための行動の一種であるとされています。
数ある自己確認のための行動の中で、セックスを選択する理由は様々あります。その中でセックスを選択してしまう理由はセックス自体が強い刺激を与えることはもちろん、命を失う危険性が少ないということが考えられます。
■現代の社会がセックス依存へいざなっている?
一歩外にでれば様々な場所でセックスに対して奨励しているかのようなことが見受けられます。一例として、セックス特集が組まれている雑誌が挙げられます。セックスの際に何をされたら嬉しいのか、どのようにすれば快感を得ることができるかなど、内容は刺激的なものです。表紙や言葉のパワーから多くの人が引き寄せられます。このような雑誌の広告が電車や街頭などにでており、小学生や中学生といった年齢でも目にすることは日常的なのです。外にでなくとも、深夜のテレビ番組やWebサイトをみるとセックスへと導くようなものが数多く出回っています。
このような状況が訴えかけているメッセージはシンプルで、「セックスをもっとしたほうがいいですよ!」ということです。セックスをすれば、嫌なことは全て忘れられるというように、ある種強迫的にセックスへの興味を植えつけられるのです。
■セックス依存症にならないためにはどうすればいいのか
セックス自体は素晴らしいことは間違いありません。むしろ日本はセックスレスで有名なくらいでセックスに関する関心は世界的にみると低いとされています。しかしながら、雑誌やテレビなどの強烈なタイトルや内容によって刺激や興奮が強調され、永遠に現状に満足できないような感覚に駆り立てられるのです。セックス依存症になりがちな人はセックスを求めるがゆえにハイリスクな状況に引き寄せられる傾向にあります。そのような人を導くかのように、非合法な風俗など世の中には悪意のある誘惑は多く存在します。このような時に「大丈夫だろう」とリスクを低く見積もってしまうような人は要注意です。
性欲がでてセックスへの衝動に駆りたてられたとしても、危険だと考えることでその衝動を満たそうとするのはよくありません。まずはもっと安全な別のやり方で欲求を満たすことを心がけてみてください。できることならば、初めから避けることが賢明です。一度セックス依存症になってしまうと、完治するには時間がかかるといわれています。発症してしまう前に未然に防ぐことができるよう、周りの環境や自分への強い欲求に屈しないようにしましょう。
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