【お題日記】寂しさを乗り越える方法

襲ってくる寂しさを正面から見つめて、耐えることではないでしょうか。

　寂しさには、多くの軽重があると思います。自分と親しかった人が去っていくときほど辛いと思います。でもどうすることもできない。。ただ耐えて、次に進むしかないのではないかというのが今現在の私の考えです。

　それでも、耐えられない場合は、他の人、相談機関、医療機関などに助けを求めることが必要なのではないかと思います。他人に迷惑を掛けられないという考えもあるでしょうが、自分の手に負えないと感じるならば、助けを求めることは恥ずかしいことではないはずです。

　また、深い寂しさ（悲しみ）に陥ってゆきそうな人に対しては、周囲の人たちが支えてあげることも必要だと思います。そのような人は、助けを求めることすらできない可能性があるから。

　しかし、忙しいこの現実世界においてなかなか実行することは難しいのも事実だと思います。昨今の自然災害、労働者の置かれる過酷な職場環境を考えると尚更です。現代人の精神的な弱さが取り上げられることもありますが、精神的な支えとなる側の人口が圧倒的に不足しているしているということも事実なのではないでしょうか。

　さらに、対人関係の希薄化も各人の精神的な強さを弱めている要因になっていると感じます。

　すべての人が人々の形作る社会の一員としての自覚を持ちながら、人を支え、また支えられながら生きてゆくことの大切さを改めて感じます。

　他人事では済まされない時が必ず自分に起こることを忘れてはいけないと思います。