ロエベで教えられたこと

使っている財布が



ロエベということを書いて




思い出したことがある




スペインは




バルセロナオリンピックの前年に




旅行した





バルセロナや




マドリッドでは



ロエベの店があった




当時は




ブランド品に




特に興味も無かった




買った後に




ブランド品ってことを知ったくらいだ（笑）




で





ロエベの店で






印象的なことがあった






私は数人のｸﾞﾙｰﾌﾟで




店の品を眺めていた




そのうち




日本の




若い独身女性達の




グループが入ってきた




ツアーコンダクターが





店の中で今日の予定の事を話しはじめた




そのときの




若い女性達は



軽装でサンダル履きだった




その中の何人かが




店の中の



品物がある




陳列棚に




腰掛け始め足を組んでいた





私はその腰掛ける女性を見て





それはないだろう・・・・・・




ちゃんとした店で




そんな態度は・・・・・




ぺちゃくちゃしゃべる日本の女性達を見て




こっちが恥ずかしくなってきた




そして




ロエベの



女性店員の視線を感じた・・・



汚れ物を見る目つきだったのを覚えている




そして




日本の独身女性のグループには



何の案内も品物を説明する事もなかった




明らかに相手にしていないのだ





私たちに対しては




ちゃんと応対してくれた




とりあえず




ちゃんとした店に行くこともあると思い




最低ジャケットを着ていたし



女性達もそれなりの服装をしていた




ちゃんとした店には



ちゃんとした服装と




それなりの態度が必要だということを




その時教えられた




そのときの様子は




今も忘れられない思い出だ




あれからずっと




普段使いに




ロエベの財布を使っている




贅沢だけど




お金を扱うものだから




ちゃんとしたものを使っていたいと思っている




一点豪華主義だ！（笑）





でも




ポッケに




財布を入れたまま洗濯を





何度もしてしまったことがある





そんな時は




あの眩しい空と




関西と同じ雰囲気の街並みを




思い出す




あっ




CMでサクラだファミリアを見ることがあると





当時より





ずっと増築されたなと




感慨に耽ります