学生時代の部活を教えて！

高校のときの思い出になるけど青春していたという話

当時部活は行わずさりとて帰宅するわけでもない私は一年の時から図書委員を任されていた。
一年の時は流れでなったもののなぜか週に一度の図書館での貸し出し返却の作業が合い
三年まで図書委員を務め三年には副委員長になった。同級生のA君も同じく三年間担当し
彼が委員長だった。

仲の良い同窓生や後輩がいつも図書館の司書室にたむろし、時にはお菓子やパンを近くの店で買ってきては
静かにだべりながら食べたりしたもので、それまで各学級の図書委員の仕事だった貸し出し返却の作業は
ついには毎日自分達が担当している状況だった。

ある時某教師が司書室に入ってきて女性司書に
「コーヒーを入れてくれ」という
司書はいやな顔もせずいつものようにコーヒーを入れると教師の前に出すとその某教師は勝って知ったるように
書棚の下の扉を開けるとウィスキーのボトルを取り出しコーヒーに少し注いだ。
その姿を見ていた私たちに向かって
「お前たちも入れるか？」と聞く。私たちは男性数人は何も言わず頷くと教師は少量コーヒーに香りのあるその琥珀色の水をたらしてくれた。

インスタントのコーヒーだったけどその味は今でも忘れることはない。
今なら大問題になる話だけど、なんともおおらかだったよき時代。

またある放課後、その後輩の女の子を自転車の後ろに乗せて近くの海岸へ行き、ただおしゃべりし
潮がひいてはアサリを掘っては喜び、夏には島へ海水浴に行ったりと男女年齢を超えた青春の時間を過ごしたもので、その話を親友に写真を送ってやると今でも当時のことをはっきりと覚えているから余程インパクトのあった
学生時代だったんだろうと思う。

そうともこれが青春だ　　　　地でやっていた高校時代