安倍さぁ～ん

早速、変な夢を見ました。

戦地で糞尿にまみれて、それでも生き伸びようとしている自分が、そこにいました。

夢の中での紛争相手はアジア圏の兵士ではなく、ゲルマン系の言語を話していました。（子供の頃に『コンバット』を観すぎたからかもしれません・笑）

圧倒的な武力で、自分の部隊は皆殺しにされる、という夢でした。
あくまでも、僕が見た夢の中の話、です。

現在、55歳の僕がこの先、戦地に赴く事は、正直、ほとんど無いと思います。
が、僕が見た夢は、僕の爺さん婆さん世代の記憶か、これから先の次の世代の未来予想図かと思われ。



自分自身の子供時代の記憶の中に、ベトナム戦争があります。

TV映像で観た北爆。
全学連の抗議デモ。
東大・安田講堂の攻防戦。

国道16号線脇に住んでいた3歳から10歳までの当時、時代的には1962年から1969年です。

深夜に相模原の補給廠へ、壊れた戦車やヘリコプターの残骸を大型トレーラーで運んでいた光景を見たことを覚えています。

あの頃の相模原は、まさしく基地の街だったと思います。

僕の年代でMPを実際に見た人は少ないと思いますが、あの当時の相模原駅前にはMPがいました。
基地に勤める米兵の子息のためのスクールバスも、普通に走っていました。

そのベトナム戦争に、アメリカは、事実上、敗戦しました。
圧倒的な航空制圧権を保ち、尋常ではない空爆を繰り返しても、です。



米軍の軍事機材が自由に日本国内を行き来できる時代に押し戻すことに何の意味があるのかな？
1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博に向かって日本が高度成長を続けていた時代は、『三丁目の夕日』に代表されるノスタルジーはありますが、それはそてとして認めますけれど、あの時代がすべてにおいて良かったか？　と、問われると「そんなことないヨ」と即答出来ます。

あの時代の、まだまだ民度の低かった日本に押し戻して、政府と与党のやりたい放題の時代を再現したいんですか、ね。

あの時代、お坊ちゃまだった現首相は、共同奉仕作業で砂利道の整備や道路脇の草取り作業なんかに駆り出された経験はないんでしょうね。

彼が、何をもって国民の生命と財産を守ると言っているのか、いまの僕には理解できません。