段取り八分。

全ての企画は事前の準備で成功／失敗がほぼ決定します。
稀に落第点を及第点まで向上させる行動もありますが、合格点に至る事はありません。

準備段階で重要な事は二つ、失敗の回避と成功の追及です。
当然と言えば当然ですが、これを意識して行うか否かは大きな違いです。
また、企画の大きさに比して少人数で準備する場合、信用出来る協力者を外部から招くと良いでしょう。
ここで言う信用とは能力に対する信用であり、人格的な部分は無視しても構いません。
企画の穴を見付け、欠けた部分を指摘する能力だけが必要です。

少人数の集まりであれば、価値観や考え方が似ている事が多いです。
全員が同じように考えていては、大きな穴に誰も気付かない場合もあるでしょう。
そこで、一歩引いた立場で対象を観測出来る人に意見を求める。
これだけで企画は大きく成功に近付きます。

ただし協力者が多過ぎては話の進展が遅くなります。
同時に、企画が全くの別物に変容する可能性も高まります。
意思決定者は立案した者自身である事を貫きましょう。