【お題日記】“友達”ってなんだろう？

読んで字のごとく、友”達”つまり複数です。

わきあいあいと集まり、趣味を共にし、パーティーを開き、
まさに青春を感じさせる言葉で清々しいイメージがあります。

ただし！逆に言ってしまえば人数が集まれば集まるほどそれだけ”友”としての繋がりは薄くなるということ。

金持ちや権力者の周りに人が集まるものの、友情が生まれにくいのは「トップの○○氏に売名したい」「○○氏のお気に入りになりたい」という下心があるから。
ゆえに、その特定の人物がいなくなれば、「他に集まってる人物（特に利益がありそうでない奴）はどうでもいい」となり、付き合いも上辺だけのものとなるでしょう。

それに対して”友”というのは個人同士の長い付き合いによって生み出され、”戦友”や”相棒”と言っていい存在に近いものがあります。
ここが”友”と”友達”の違いではないだろうかと思います。

ただ、”友達”と互いに言える程度の軽い付き合いも重要であり、「拳を交えなければ友ではない」とケンシロウみたいな強情を張ると友すら出来ません。

つまり、”友達”とは”友”と呼べる人間を作るのには不可欠な要素でもあるのです。

”友達”付き合いだけでは本当の"友"は出来づらいですし。
逆に”友”を意識しすぎれば、軽い付き合いの”友達”すらできないというわけです。

バランスって大事ですね。