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あの時ただなんもできずに、画面に流れる家、車、人が津波に飲み込まれていくことをただみていることしかできなかった。





大学の友人がなくなったことはあとから知った。
その友人も両親も、みんななくなってしまい、親戚から確認がでるまで時間がかかったからだ。





一緒に遊んだり、いろんなことをして、いつものように遅れて教室に入ってくる友人はもういないと思っただけで、涙が溢れてきたことを今でもよく思い出す。





理不尽にいろんなものを一瞬でうばっていった。
ふざけるなって。何人の人が涙を流したのかもわからないくらいに。




亡くなった友人へ。





お互いが、税理士、会計士の夢を叶えたら、銀座久兵衛で歩けないまで食べてやるって夢を今おれは一人で、お前の分まで頑張っているよ。





ごめん。死んだあとに、会計士なるの怖くなって、お前に恨まれるんじゃないかって。お前だけずるいっいわれるんじゃないかって思って、就職しちゃったことを許して欲しい。







お前はそんなことわいわないよね。
むしろ会計士にならなかったら化けてでそうなくらいだよね？





そう思ったから、おれは今フリーターになって勉強中です。





受かったら、墓に久兵衛の寿司お供えしてやるから、それまで待っててくれよ。





そっちにいったらまた飲もう。






泣かせようと書いてるわけでわないです。
自分が忘れないようにログに書いてるだけなので、気にしないでください。