- 名前
- ココペリ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 50歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 都内のマンションに独り暮らしの男性会社員です。何でも話しあえるようなメル友になれたら...
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[【◎】]∀ ̄) 激写
2005年08月25日 01:06
昨日に引き続き富士登山の時の写真を一枚・・・ペタリ。
写真は9合目間近の山小屋付近で撮った写真です。どこまでも続く雲海の中から朝日が昇ってきたところです。山小屋から何故かアメリカの国旗と鯉のぼりが悠然と朝もやの中でたなびいていました。
それは幻想の世界。誰もが足を止め呆然と目の前に広がる美しい景色に声もなく立ち尽くしていました。誰しも疲れていた顔に笑みがこぼれていた。
一日中降っていた土砂降りの雨があがり、青く透き通った空がそこにはありました。いつの間にか僕らは雲の上にいた。僕のいた所からは頂上を目指して登ってくる長い長い人の列が見える。みんな色とりどりのカッパを着ている。きっとあの雲の下ではまだ雨が降っているのだろう。
なんだか僕の大好きな宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の一節を思い出した。南十字星だか大きな十字架に向かって沢山の人が黙々と歩いて行く場面だ。その先がどんなかも知らないのに誰もが頂上という目的地に向かって黙々と一歩また一歩と長い列をなして登って行く姿を山小屋から見ていたら、ふとそんなことを思った。
道すがら色んな国の人々を見かけた。英語を話している人。スペイン語を話している人。ポルトガル語を話している人。韓国語を話している人。頭にターバンを巻いている人。富士山も結構国際的なんだなぁ・・・って改めて思いました。
でも彼らは日本にまで来て、こんな苦しい思いして・・・それで良かったのかなぁ・・・どうか、この素晴らしい景色を日本での良き思い出として欲しいと願うばかりでした。
僕にはスイス人の友達やチェコ共和国、メキシコ、ベネズエラ、コロンビア、ブラジルそして韓国人の友達がいる。みんなカナダ留学時代に出来た友人達だ。今でもメールでやり取りしているし、スイス人の友達は年に一度は日本に遊びにやってくる。スイス人の友達に前々から言われてたけど、来年あたりは彼を連れて登ってみたいと思う。
ヨーロッパを一人でバックパッカーとなって放浪したときに彼らの家に泊まり渡った。スイスで彼らが連れて行ってくれた山々の景色が今でも忘れられない。筆舌にしがたい美しさだった。
いつかヨーロッパを放浪した話を書いてみたい。
このデジログへのコメント
登るのはと~っても大変だけど、登った後に見れる景色は格別です。富士から見る景色はとても美しかったです
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