「才」の幼さ

「１４才の母」。１０週目。

「本当は子供なんて生まれてこなきゃよかった」と本音をもらしたが、１４や１５で働いて子供育てていくなんて、口で言ってもいざとなると恐くて仕方ないはず。
本当にそんな事ができるのか。やり直しは全くきかない。

遂に誓約書を破棄したりと、相手側も変わりつつあるが、きっとそれは作り物の感情ではないと思う。
“何かをきっかけにしたって急に変わるなんてまず無い”と自分もおもっていたが、新しい命の誕生とは、人間としての理性的感情を超えた何かがあるのだろうと感じた。

中卒で雇ってくれる所はなかなか見つからない。それでもここは確かに日本である。
雇用情報ならそこらに転がっている。（特に最近は）
人に頼らずに生きていくとは、まずそういう所からなんだろうな。