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記録より勝負

2013年09月29日 22:13

今、メジャーリーグで最も注目を浴びている
日本人選手の一人と言えば、ボストンレッドソックス上原浩治投手
1975年4月3日生まれの38歳。
2009年、巨人からメジャーリーグへ移籍し、メジャー3球団渡り歩き、今年で5年目。
その彼が2013年8月17日から
コツコツ積み重ねてきた連続アウト記録が、
先日ついに37人で途切れてしまう。
大リーグ記録がかかっていたので
普通なら連勝記録がストップしたことで
落胆してもおかしくないと思うが
上原選手はインタビューで、、、
「私は連続記録が途切れたことを落胆していない。  チームが負けたことに落胆している」
こう答えさらには自身の公式ブログでも、
「いろいろと記録がどうとか言われているけど、だから何?ってのが感想
と、記録自体へのこだわりはない様子。
そんな上原選手の性格を象徴するシーンが
1999年の対ヤクルト戦で起きた涙事件。
上原選手が巨人入団したルーキーイヤー。
その年、彼は20勝を挙げて
新人王と同時に沢村賞も獲得する程の成績を収める。
しかし、ペナントレース終盤にある事件が起こる。同じチームだった松井秀喜選手と
対戦相手のロベルトペタジーニ選手が
熾烈なホームラン王争いをしていた。
ヤクルトペタジーニ選手のここまで本塁打42本、追う巨人松井秀喜選手は41本とその差はわずか1本。
そこで、当時巨人を指揮していた長嶋茂雄監督がとった作戦、、、
それが既に優勝の望みがなくなった
巨人松井選手に2年連続ホームランキング
取らせるためにペタジーニ選手に敬遠の示。
そこで上原選手は勝負できないことが悔しくて。。。
涙を流しながらマウンドを蹴ったというエピソードはとても有名。
つまり、記録よりも勝負にこだわりを持つタイプの選手。
勝負の世界では勝つときもあれば負けるときもある。
上原投手のように、記録ではなく最終的な勝負・・・
自分は、こういう選手が好きだ。ちなみに巨人は、嫌いだ。

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