ZOO

３か月程前に、『ＺＯＯ』という小説に出会いました。

ほとんど読書というものをしてなかったのですが、
たまたま本屋さんでフラッと見ていたら、真っ赤な表紙の真ん中に
大きく“ＺＯＯ１”と書いてある一冊の小説に引き寄せられました。
その隣には真っ青な表紙で“ＺＯＯ２”と書いてあるものも。
その圧倒的なインパクトの表紙に興味を掻き立てられ、“１”の方のページを開く。

目次には５つのタイトルが書いてある。オムニバスになってるみたい。
一番最初の話を読んでみた。
「ママがわたしを殺すとしたらどのような方法で殺すだろうか。たとえばいつものようにかたいもので頭を殴るかもしれない。時々そうするように首をしめるかもしれない。…」
んんーーなんていう始まり方なんだ！
でもこの時点で完全に引き込まれているわたし。
３ページほど読んだところで“１”と“２”を持って
レジへ買いに行ってました･…。

作者は乙一（おついち）さん。
わたしの４才上だそうですが…すごい発想を持った方だなぁと驚きました。
だって、小説買って家に帰ってから一気に読みましたもん。
スゲー面白い(≧д≦)

わたし的には
「SEVEN　ROOMS」「陽だまりの詩」「落ちる飛行機の中で」
が特に好きです。

そして乙一さんの他の作品で「暗いところで待ち合わせ」
というお話があるのですが、それが最近映画化されたんですね。
わたしまだこの話は小説で読んでないのでスゴク興味があります！どっちを先にすべきか…やっぱ小説先に読むべきかな～っ