古町で蛇捕獲大作戦

少し前の話

朝から建物の植栽帯に蛇がいるので何とかしてくれとの電話が入る。
うーん
何とかしてくれと言ってもなぁ。。。

とりあえず現地へ

いたいた。
いたけど結構でかいよ？
1ｍ以上はあるよ？

うーん。

とりあえず保健所に電話してみました。
『うちは捕獲やっていません。』とのこと。
区役所へ電話してくれとのこと。
電話してみる。

『自然のものなので捕獲しません。』

え？

『動物愛護法もありますしー』

あー
我々からすると
物事をややこしくするだけの法律ねー
あるねー
あるねー

何か個人情報保護法を盾にして拒否と似ているなぁ。。。


じゃあ　どうすれば良いのですか？
『水でもかけて驚かせてどこかへ　ごにょごにょ』

根本的な解決にはなりませんね。

外に出てみる。
警察官が居た。
話をすると通報があったとのこと。

捕まえてくれるのかと聞いたところ
警察は蛇の捕獲はしないとのこと。
なるほど。
警察の仕事ではないらしい。

で
肝心の蛇はいらっしゃらない。
何処へ？？？
２人で５分くらい探すも見つからず。

まぁ
しょうがないので警察官と世間話。
疑問があったので聞いてみた。

車運転中、携帯電話がアウトの基準ってどの辺なのですか？
『携帯画面を注視（2～3秒）しているか耳に当てていた時ですね！』
へー
『停車している時はＯＫ、
また、
ハンズフリーイヤホンを使用している場合など手に持っていなければＯＫです。』

へー
参考になりました。
ありがとうございます！
いろんな噂はあれど
やはり警察官に聞くのが
一番確実な情報ですね！

ちなみに
助手席の人が携帯電話を持って
運転者の耳にあてて通話という事例はセーフだそうです。

さて
警察官もお忙しいので
お礼を言ってサヨナラ。

多分
また出てくるであろう。
そして
また
何とかしろみたいな話になるのだろう。
世の中そんなに甘くない。

で
きたるべき
蛇との戦いを想像してみる。
イメージ上は長い棒のようなものがなければ勝てる気がしない。

インターネットで蛇の捕獲方法を検索してみる。
あまり有効な情報に出会えない。

Youtubeで探してみる。
あった！

https://www.youtube.com/watch?v=wItZ8KPwkJk

をー！
お兄さん素手で捕獲しているわ！
蛇の真ん中（胴？）あたりを素手て掴んでスルスルっと頭押さえて。。。
すげー！

これは上級者過ぎてさすがにできない。

でも
イメージはできた！

蛇って意外と動かないんだなと。
先がＴ時の棒があればイケル気がする！

棒を探す。

脱着式のモップ発見。
これだ！

さて
そろそろ帰ろうと思い
再び植栽帯を見てみたら

居た！
居たよ！！！

ということで
掃除のおばちゃんから
モップの柄を借りる。

いざ
勝負！

茂みの中にいるのでツンツンしてみる。

ガサッ！

ひょえーーーーー
思ったより動き早いじゃん！！！！！！
こぇぇぇぇええええ！

でも
頭の動きは早いけど
胴体はそんなに動かない。

を？
これはいけるのではないか？？？
頭にモップを近づけてと。
を？
２～３回ほど
威嚇されるも
あまり動かない。
そのまま
ソロリソロリと柄で頭を押さえてみた。
意外とあっさり押さえることができた！

ラッキー。

がしかし。
触ったことがありません。

ちょっと
試しに撫でてみる。

よし
この感触なら大丈夫！

頭を素手で押さえる。

よし！捕獲！！！



あぁぁぁああ！！！！
捕獲用の袋がない！

うーん
掃除のおばちゃんのところへ助けを求めて行く。

『あのー　袋ないですかね？』

『きゃーぁぁぁあああ！！！』

『大丈夫ですから　袋ないすかね？』

『きゃーぁぁぁあああ！』

近づくと悲鳴を上げて逃げていく。
困った。

あ
近づかなければいいのか。

『えーと　袋ないすか？』

恐る恐る差し出された袋。。。

いや
１ｍ以上あるのでさすがにレジ袋には収まらないっす。

『もっと　大きいのないですかね？　９０Ｌくらいのやつ。。。』

ようやく大きい袋をもらい蛇を収める。

おばちゃん達がかなりびびっているので
その場を離れる。

とりあえず誰かに見せびらかしたい！
適当な人は。。。

居た！！！！

さっきの警察官が詰めている交番へ。
イタイタ！！さっきの警察官もいた！
袋につめた蛇を交番で見せびらかす。
警察官から賞賛を浴びて満足する。

褒められるって大事ですね。
ネコがネズミを捕まえると見せにくるという話を聞きますが
気持ちがよくわかります。ｳﾝｳﾝ

さて
どこにリリースするか？

捕まえた場所が古町だったので
とりあえず海岸付近かなーと思い
車で流したところ

新潟大学付属小学校
マリンピア日本海
西海岸プール
タコ公園

と

意外と子供が来る場所が多い

仕方なく
関屋分水を超えて
青山の火葬場付近まで行ってリリース。
ここならそんなに人も来ないだろう。
来ても車だろうし。

二度と場違いなところに出てくるなよ～
と言いながらバイバイしました。

毒がない（多分）とはいえ
久しぶりに生命の危機みたいなものを感じました。
でも
１ｍ超の蛇を素手で掴むという体験はめったにできないので
面白い体験ができてラッキーでした。