逃げては、いけない

「１４才の母」。６週目。
結局、「温かい家族」を見せつけて終わった。
それを覚悟してたつもりでも、どこまで耐えられるか。
自分一人の人生なら、狂っても世間からどう言われても構わないと言い張れるかもしれない。強がる事ができるかもしれない。
しかし、周りまで巻き込んで本当になりふり構わずいられるのだろうか。

「世間ってのは、他と違う事する人間に対しては信じられないほど冷たい」と言う言葉。
日を追う毎にその風は吹き荒れてゆくはず。
ほとぼりなんてそうそう冷めない。

柳沢さんと恵のやりとりもこの先に。
柳沢さんは単に妊娠したことがあるから未希のことをかばってる訳でもなさそう。
その秘められた感情とは。まだ推測がたたない。
俺はそんな学校レベルの規模に泥を塗るほどの失態は、したこともされたこともない。（小さな失態ならいくらでもしているが）
そして些細ないじられ程度であって、そこまでいじめられた事もいじめた事もない。
突き放した後の感情とは・・・。
突き放された後の感情とは・・・。
まだ、渦巻く思いは残る。

泣かされても、泣かされても、そこで生きる。
「戦う」ということ。
父親になることから逃げたなら、せめて精一杯生きてほしい。