お金の話

基本的に彼女との付き合いでは出なかったし、今後も無いと思ってたけど、突然来た。

長い話だったので、自分の中で整理する意味もこめて要約すると、


１　彼女がいずれ独立するために資金を用意しているらしい。
２　将来そのお金が自由に使えるかどうか分からないので、おれにあずけたい。


却下だ。却下。

脊髄反射で断ってしまった。
そのあとも説得しようとする彼女の話に耳を貸さなかった。

結果として彼女を傷つけてしまった。

彼女としては、これを言い出すために大変な労力が必要だっただろうなと思う。
また、あとで考えると、とても深ーーい意味のある提案だったと思う。

彼女の気持ちを受け止めてやれたらいいのにな、と思った。