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ほんもの、にせもの
2013年04月15日 20:53
青空文庫ってサービスご存じですか?
あの著作権切れた作品が無料で読めるサービス。
友人と「本の電子化」について語ってたときに友人がいった
「劣化版を利益のでない形で所有できるようになった」といった発言がすごいグッと来て色々考えてます。
私的には図書館やレンタルショップができたことによって
「情報そのものではなく、媒体を所持することに商品価値がシフトしてる」のかなーって思ってたんですが、
それに返された言葉がこれでした。
まぁ冷静に考えたら論点が違うんですけど、友人はそう言った時代がすごい悲しいと言っていてインパクトに残りました。
「ほんもの」が浸透しない、知られない、広まらない時代だと。
友人は「本は紙質や表紙なども含めて1つのもの」だと思ってるから青空文庫にある本は「劣化版」だと思っていて図書館はOK。
私は「内容」が保たれていればOKなので図書館がOKなら青空文庫もOKだよなって思ってます。あとは好みの問題かなーって
友人と私はそもそも論点が違うのでその話はそのまま流れて別の話題にシフトしたんですが、
その流れで学生のころに感じていたことを思い出しました。
私は本に劣化があるとしたら洋書を翻訳したときなんじゃないかなって思ってます。
だって書き換えられてるわけじゃないですか。
でももしもうまいこと翻訳されてたらそれはむしろ改良なのか?うーんそれもどうなんだろう
文章が拙すぎると一部で話題だったリアル○○ごっことかは、映像化したら成功しましたしね。
あれは別の人間がネタだけもらって書いたら改良?別物? んーむずかしい。
そして本で一つの作品だとしたら、盲目の人間はほんものに触れられないのか
朗読でほんものが得られるとしたら、それと電子化の違いは?
ともあれ、ほんとにその話に触れたかったら英語というかその言葉で読み解かないとわからない部分があるんだろうな、って。
一時期それがもどかしくて外国の方の本を一切読まない時期がありましたw
だって何か悔しいというか…もどかしくないですか?笑
やっぱり何に自分が重きを置くかですけどね
あと、こんなことも思い出しました。
京極さんという作家がいるのですが、彼はハードカバー、新書、文庫、と
作品が出版されるたびに改行や空白を入れ直すのだとか
めくったらこの文章がでてきてほしい!というところまでこだわり抜いているんですよね
そういった意味では本当に「ほんもの」というか、自分の作品のベストなものを妥協せずに出す姿勢はすごいと思います。
答えを出したいわけじゃなく、ぐだぐだ考えるのが好きなのでしばらくは暇な時に退屈しなそうです。
そんなちょっとへんな話。
このデジログへのコメント
ほとんどの小説は作家と編集者との共同作業
本にする時には装丁も含めて共同作業
翻訳は解釈が入るよね
読む側のこだわりの問題じゃないですかね
こうじゃなきゃいけないというのは、文化を衰退させる気がします
紙が好き、、、
と言うのは置いておいて
著作権が切れたら劣化版ってのは抵抗がある
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