漫画修士やねん<(_ _)>

「漫画」と来たね～。
これが、コミックとかアニメとかいう「お題」なら、無視するところやけど、
「漫画」と言われちゃ、黙っておれんて

今では、旧帝大の文学部教授をしている先輩がいましてな。
この人が、漫画博士
爺は、その弟子で、修士でんのや

博士の部屋には、文学書数万冊にもまさる漫画の山。
防衛大学の講師時代は、横須賀の下宿の床が抜けて大騒動
マガジンとかサンデーとかの週刊ものは、置いてまへんでしたわ。
「ねじしき」とか、古～い「ガロ」とか、
今ならオタク系と言われても不思議でない、レア物ばっかし。

週刊漫画は、行きつけの喫茶店で読んではりました。
「こまわりくん」や「ハレンチ学園」、読みながら、
「アハハ」と笑ってた人が、帝大教授とは・・・＿|￣|○

まあ、娯楽の少ない70年代、漫画学士は、そこらここらに仰山おりました。
妹が京大の経済学部生は、「月刊セブンティーン」定期購読してやった。
いまじゃ、剛力彩芽さんがイメージガール？のファッション雑誌らしいけど、
当時は、津雲むつみの「おれは男だ」が大人気の漫画雑誌。
爺も時々貸してもらってましたm(｡_｡)m

さて、日本の漫画界の草分けといえば、なんといっても手塚治虫氏。
「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」が、巷では有名ですが、
通（つう）は、「ブッダ」や「火の鳥」
とりわけ、「火の鳥」は、SF学会では、
小松左京の「果てしなき流れの果てに」と並ぶ、日本の誇る大傑作との評判あり。

まあ、両者とも、アシモフ博士の物真似シチュエーションなので、
爺としては、そこまでの評価はありませんが、
そのために、博士は取れず、修士どまり

とは言っても、「火の鳥」が、日本漫画の最高傑作の一つであることは、間違いありまへん<(_ _)>
何度かアニメ映画にもなってますが、
映画はアカン(o_ _)ﾉ彡☆
漫画映画なら、まだ「ジブリ」や「のだめ」の方が格段に上。
どうも、映画人には、手塚哲学が理解出来てないね

まあ、漫画でも、長編が好みでしてな。
「ガラスの仮面」とか「三国志」、「カムイ伝」は全巻常備。
読み易いところでは、「ドラゴンボールZ」、「スラムダンク」、
・・・「動物のお医者さん」、「いたずらなキッス」などなど、
漫画好きな来客があれば、１週間は退屈させまへん<(_ _)>

で、手塚大先生の記念碑↓
https://www.youtube.com/watch?v=Xej7Vuggapk