- 名前
- タナケン
- 性別
- ♂
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 口から生まれてきた?(←ナメック星人じゃないよ(笑))らしく,話したりするのが大好き...
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相手のことを考える
2012年09月15日 16:46
誰かと話す時には,その人が何を考えているかを考えて話すようにしている。
昔は,自分から話すばっかりで,相手のことを考えて話すことなんてしなかった。
その代わり,相手を楽しませようってことばっかり考えていた。結局,それも相手
の気持ちを理解しながら話せていなかったってことなんだけど。ただ,相手のこと
を考えるためには何が必要なんだろうってこと。自分的には,昔から相手の心を
読んでやる!みたいなところがあって,さらにそれが全く読めてなかったりするのが
笑える訳で,でも,そういうことの繰り返しが,自分にとってプラスになっていった
ことも事実だったりする。
今思えば,いろんな人にメチャメチャ失礼なことばかりやっていたし,勝手に相手
の気持ちに踏み込んだりしていた。だから,あんまり友達はいなかった気がする。
ただ,高校生の時に,自分でもそういう自分に気が付くきっかけになった出来事が
あった。それは,高1のクラスメートで,よく学校でも話していたし,校門まで一緒に
帰るような友人だった。ある時,ある知り合いが,その友人に関して
「あいつのこういうところが今一好きじゃないんだよなぁ…」と話していたのを耳に
して,その後その友人と話していたら,正に知人の言っていた部分を目にすること
となり,それが意味不明に日に日に大きくなっていき,自分の方から疎遠になって
いった。そしてそれは高校の卒業式まで続いてしまった…。僕は大学受験のため
卒業式を欠席したが,その後の打ち上げには参加するという奇怪な行動をし,その
打ち上げの際に,あの友人だった彼が
「これ,預かっていたから」
と,卒業証書を手渡してくれたのだ。その時の気持ちは今でも忘れられない。彼に
対する罪悪感に苛まれながら,一言
「ありがとう」
しか言えなかった自分が恥ずかしかった。
2年間,彼とほとんど話さなかった自分がいたのに…。きっと彼もそれに気づいて
いたはずなのに…。
その後,彼ときちんと話す機会もあり,溜飲を下げたのだった。
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