- 名前
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- 今年も ここで 毎日 日記を書いていきます。 私からのメール返信は かなり遅いです。...
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旅行記3・「観光タクシーに乗る」
2012年08月31日 18:05
米沢駅から出ると、あちこちに、旗が ぶら下がっている。
「毘」の文字 と、一見では読めないけど「龍」の文字。
これは上杉家の軍旗で、
「毘」は、軍神と称された上杉謙信が信仰していた、
毘沙門天 の 「毘」の字。
「龍」は、上杉軍が総攻撃に出る時 この旗を挙げた、
という 懸かり乱れ龍 の 「龍」。
上杉謙信は 越後の人だけど、
次の代の 上杉景勝(うえすぎ かげかつ)の時代に
上杉家は米沢に転封してきている。
だから、米沢には、
上杉謙信 や 直江兼続 や 前田慶次といった有名武将の
ゆかりの場所 や 実際に使用していた物が 多く残っている。
せっかく行くのだから、もちろん それらを見たい。
旅行前日に いろいろ調べると、
それらの場所に行くには ちょこちょこ バスに乗らないといけないようだ。
ん~ どこを どう回ろうか、 考えが まとまらん・・・。
あ。 そういえば、かつて、米沢や長岡に立ち寄った時、
「観光タクシー」なるものが存在する事を知った。
あまり高くない料金で、観光バスのように、
色々なスポットを回ってくれるらしい。
旅行に出る前から、自力での行動を控え、
観光タクシーに頼るつもりだった。
米沢駅・駅前で 普通のタクシー乗り場からタクシーに乗り、
観光してくれるよう、お願いした。
まずは、『宮坂考古館 (みやさか こうこかん)』、入場料300円。
すごく小さな博物館で、
連れてこられた時は、「変な所に来ちゃったなぁ」と思ったけど、
中に展示されてるものは スゴイ。
謙信や景勝や 直江さんの 鎧が展示されてる。
次は、『上杉家廟所 (うえすぎけ びょうしょ ←切る所が正しいか わかんない)』、拝観料300円。
代々の米沢藩主である上杉さん達の眠る場所。
上杉謙信の墓も ここに移され 多くの廟の 真ん中に建っている。
観光タクシーの運転手さんは 一緒に歩き回って ガイドをしてくれる。
「忠臣蔵」という物語の悪役「吉良上野介(きら こうずけのすけ)」のいる吉良家と、
米沢の上杉家は かなり親密な関係で、
吉良家の男子を 上杉家の跡取りとして迎え入れた事もある、 という事も教えてもらった。
次に行ったのが、「上杉神社」の近辺で 宝物館の『稽照殿(けいしょうでん)』、入場料400円。
時間が無かったので 大慌てで 見てきたけど、
上杉謙信の所有物が すごく多かった。
直江さんの「愛」の鎧兜も ここに展示されてる。
でも、私は・・・一番 心に残ったのは、謙信が所有したという琵琶(←楽器)。
上杉謙信は 琵琶の名手でもあったのだ。
その後、上杉神社を見つつ、巨大な博物館、『伝国の杜(でんこくのもり)』、常設展の入場料は400円。
中に入ろうか どうしようか 迷ったけれど、 まぁ楽しめたかな。
中で映画やってて、それは、
江戸時代に 米沢藩が財政破綻しそうになり それを自らが率先して改革をした若き米沢藩主、
「上杉 鷹山(うえすぎ ようざん)」の話だった。 上映時間は 17分。
わかりやすくて 良かった。
もうちょっと、タクシーで一緒に回ろうか、と思ってたけど、
もはや午後5時なので、観光施設は もう閉館してる、って事で、
タクシー観光は これで打ち切り。 米沢駅に戻る。
観光タクシーを2時間利用 で 合計7600円だった。
1時間=3800円 という計算らしい。
私は一人だったので まぁまぁな価格になったけど、
複数人で利用すれば かなり おトク感があるだろう。
すごく助かった。 すごくラクだった。 というのが私の感想。
真夏の暑い時期なのに、
タクシー移動で ドアからドアへ という状況なので 暑さ知らず。
あぁ、真夏は 観光タクシー いいかもナ。
ちょっと ラク しすぎた という反省も ちょっとあるが。
このデジログへのコメント
> あまいさん
でも、その言葉って、武田信玄が昔、それに似たことを言ってたんですって。
> 妖♪さん
上杉謙信の遺品が多いので、戦国マニアは喜ぶでしょう。
NHKの大河ドラマ「天地人」が放送されてた頃は
米沢にも たくさんの観光客が来たそうです。
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