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- よく遊びよく遊べ、がモットー。お仕事はそこそこに、アフターファイブの充実のみを目的と...
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誠意ある男
2006年10月12日 20:30
ヨソからの受売りばかりでオリジナリティがない、なんて言われちゃうかもしれませんが、面白いお話を見つけたのでそれを一席。
みなさんは竹内久美子さんのDNA話、読んでますか?ほら、動物行動学の科学者で、人間の愛と性の行動とか社会の慣習などを、遺伝子の観点から解き明かそうとする、面白いセンセイのご本。
今日のお題は竹内先生のお話とはまた違うんですが、あるサイトで見つけたトピック。
「誠意」とは何か、というお話です。
人間の場合、生殖における選択権は一般にメスにありますね?メスは自分にとって都合の良いオス、つまり体が丈夫で食物の獲得が得意、結果として自分の子育ての助けになるような、そんなオスを選んで子作りをします。ハンサムだとか背が高いとか、指が細くて長い、あるいはいい匂いがするオスというのは、身体が丈夫で寄生虫・病気に強いという証(by竹内本)で、女性がそういうオスに惹かれるのは、自分たちの遺伝子をできるだけたくさん残すという目的からみれば、当然の行動。
さて、背が高くもなければ獲物をとるのが得意なわけでもない、ハンサムでもないしいい匂いもしない、そういうフツーの、もしくはフツー以下のオスは、いかにしてメスを勝ち取るか?
ここで出てくるのが誠意ってやつなんですね。現代で言えば地位・カネ・能力のあるオスは、特にがんばらなくても良いメスを獲得できるんですが、そうじゃないやつはどうするか?そういうオスは「誠意」を売り物にしてメスを確保するしかないんですねー。ここで言う誠意とは、「ヨソで子作りはしませんから子育てに全力を注ぎますよ」というメッセージを伝えているわけですね。メスにとっては好都合ですよね。
別の言い方をすると、「誠意」とは、取りえのないオスが生殖戦略で使う武器に過ぎない!ということです。
メスの立場からするとどうなんでしょうか?すばらしいオスの精力(食糧確保とか縄張りを確保する力のコトね)の2割とか3割で我慢するか、あるいは冴えないオスの10割を自分に振り向けさせるか、どっちがいいんでしょうね?
アナタはどっちがいいですか?オウチにいるのは月に3日のオダギリジョー(金持ち)と、毎日5時過ぎには帰宅して、子供たちの面倒もみれば家事も手伝ってくれる出川てつろー(安月給)。
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