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【お題日記】信じられない夏の出来事

2012年08月12日 08:14

おはようございます。

信じられない夏の出来事・・・・・

ぱっと思い浮かんだのが・・・・

昭和42年8月19日から20日にかけて雷がひどかった日です。

あたしたち家族は、毎年恒例の家族旅行のために、信州へ向かっていました。

岐阜か大垣かわからいですが、高山の方へ向かって、国道は走っていました。

道はさほど混んでなかったと思います。

どのあたりでしょうか?白川口のあたりだったかもしれません。

前から男の人が走ってきて、この先で土砂崩れがあって通行止めになった。

といってくれました。雷に雨。雨の音で近くに落ちたであろう雷の音も聞こえませんでした。


何台もの車が、来たであろう道を引き返して、戻っていきました。その中には白い大型バスも見えました。

父は、大型バスの後ろについていって、そのまま側道に入り、広場みたいなところに車を止めました。

まずはそこで、休憩をしてました。するとまた、しばらくして、

南でも土砂崩れがあったぞ。何台か車が落ちたらしい。という報告が。。。

つまり今そこにいる車は、缶詰状態になったのだった。

そしてそのまま、朝まで、そこの広場にいた。明るくなって、洗面をするためにみんなトイレにいって

一夜をともに過ごした(?)もの同士、昨日の話で持ちきり。

そこには100台ほどの車がいたと思います。

通行止めも解除され、そのまま一路、高山方面へ向かいました。


一週間の信州旅行をすませて我が家へ帰ってきて新聞をみました。

なんとすごい一面でした。その場所にいたものは、そんなにすごいと感じていなく

ただよく起こる土砂災害くらいにしか思っていませんでした。


それから何日かして、小学校の2学期の始業式がありました。

校長先生のお話で

「今年の夏は悲しい事故がありました。岐阜の方で、自然災害による転落事故

まだ赤い乗用車はじめ、多数の車が川のそこから見つかっていません」


新聞にも書いてありました。バスの後ろをついていった赤い乗用車が行方不明・・・・・

ウチの車です。


あたしが免許をとるために教習者へ通ったのが20歳のとき、

そのときもその話が授業ででました。


信じられないということになるのかどうかわかりませんが、

命拾いしたということにはかわりがないでしょう。

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