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映画メモ
2012年08月12日 04:04
仕事しながらチラ見した映画について。
まずは「夜の終わりに」
アンジェイ・ワイダが撮った、ワイダ的じゃない、
女たらしの若い医師が主人公の恋愛もの映画。
友人役でチブルスキーが出ているのだけれど、この人相当顔がデカい。
東欧規格の1.5 倍増しとか、そんな感じ。
けど、長谷川一夫といっしょで、二枚目は顔がデカい方が押し出しが効く。
ロマン・ポランスキー、イエジー・スコリモフスキが脚本で参加の豪華さ。
スコリモフスキに至っては、出演したいと言い出したらしくて、
若いボクサーの役でちょろっと出ているのが微笑ましい。
興行的には成功したといえないかも知れないけれど、
1960年代までジャズが反体制的存在だったポーランドの情勢を考えると、
ワイダの気骨を感じた。
続いて「出発」
流浪の反逆児、スコリモフスキが、
ヌーベル・ヴァーグの寵児、ジャン=ピエール・レオをキャスティングした青春映画。
日本でいえばのび太キャラのレオ君に、レーサー志望の青年役のムチャ振りっぷり。
けど、スターであるレオ君を起用したことで、この作品は格段と洗練されたと思う。
前作「バリエラ」のハチャメチャさを思い返したら納得。
この監督、路面電車の使い方がすてき。
ここまで音楽は東欧のミシェル・ルグランと呼ばれた、
クシシュトフ・コメダが担当。
コメダつながりで明日は「水の中のナイフ」を見てしまおうかな。
ポランスキーの長編第一作。
イヤミなくらい上手な監督がいたなと思ったけれど、
続く「反撥」「袋小路」もやっぱりうまい。
ごく内輪ウケなことなんだけど、
「水の中のナイフ」に出ていた美形の青年と、私の元カレがそっくり過ぎて、
当時を知っている友だちから猛烈に突っ込まれたこともあって、
今でも見るとちょっとときめく。
未見の作品にトライしたいけれど、
仕事が溜まっているのでチラ見しかできないのが残念。
買い置きのスコリモフスキのDVD-BOXとか、
いつになったら見られるのか微妙。
1年以上前に買ったのに。
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