日本語ネタ(再)

メールまでいただいてしまって…
こんなネタなのにすみませんねぇ。

マスコミさんに対して、日本語が乱れてるとか言うなというのは、あの人たちが日本語を専門にしているわけではないから、というのが理由です。
マスコミが鍛えているのは、どうやったら大衆に言いたいことを伝えられるか、というプレゼンテーション能力で、裏方はそれを映像の組み合わせで、表方は聞きやすい文章で実現していると思うわけです。
前者は別に言葉を重視しなくても構わず、後者は内容よりも滑舌のよさが重視されるわけで。正しい日本語を使う必要など殆ど必要ではなくて、むしろ一般的な（乱れた）日本語を織り交ぜて解りやすくする方がその近道になる、と。そして番組では思いっきりトンデモ言葉を大真面目で使っていたりする。

そのように、明らかに目の前で(乱れた)日本語を使っている人たちに「日本語が乱れている」「正しい日本語を使ってもらいたい」とか言ってほしくないわけで。
もし本気であるならば、報道番組は一切の文章をがっちりとした日本語を使ってほしいし、もし間違いを出したのであれば番組全体で謝罪文を出してくれるべきだと思うので。メディアが模範となるならば、ちょっとした数秒の訂正で誤魔化すわけにはいかないはず。
イヤならそのような(提言)は日本語学者の人に任せるとよろしいと思います。


ほら、ＮＨＫで「それってホメ言葉？」なんて歌ってるじゃないですか。
あれ、もう老年に入ってるようなお父さんが若者言葉に直面して、それがどういう意味なのかを考えてるような歌に聞こえるんです。作詞した人はもしかしたら、若者言葉の翻訳を書いて、暗に正しい方に導こうとしていたのかもしれないけど。私はあっちの方に共感を覚えます。どうにかして受け容れてみようと思うあたりが。


これでも、古典文学とかも好きなんですよ、ちゃんと。
別に古い日本語を否定してるわけではなくて、今の言葉を頭ごなしに否定して、昔はよかった、って言ってるのが嫌いなのです。


…今の総理の歴史観みたいに。

おっと、これは失言。
















あ～、だから。このデジログの日本語が間違ってるとか言うのは反則ですよ、別に正しいのかいてるつもりはないんだから。