【良い子の諸君】この夏の目標！

浴衣姿の恋人と花火大会行けたらいいなぁ～。

今年も無理かな。


小春「夏を制するは受験を制する！っていうけど、あれ嘘だから」
千歳「いきなり爆弾発言ですの～？」
小春「なぜならば」


「夏を制した」生徒がそのあとの秋冬に勉強をサボってたら、間違いなく受験は思わしくない事になる。

「夏を制する～」は「夏を制しなけば受験に勝てない」という呪い(言霊と言うべきか)を生徒に与えるだけで、トータル的にマイナスな効果しかない。

事実、「夏を制」しなくても受験に勝てた人々はごまんといる。

「夏休みを有効に利用しよう」という主旨でそのセリフを言うのなら、受験目前でない中2や高2や大3に言うには不適切である。

このセリフを言うのは大抵は「教材を売り付けたい」タイプの学習塾である。
夏休みは学校の宿題をこなすだけでいっぱいいっぱいなのに、更に教材(問題集)を押し付けられたら飽和状態になってしまい、体調を崩し、結局はマイナスなことになる。

本当に「受験を制する」ためには学業以外にやるべき事がある。例えば「成績優秀で素行不良」ならば勝てないし、勝たせたくない。夏休みはそういう「学業以外の何か」を研くために使うべきなのだ。
そこに対して「夏を制する～」を言って教材を押し付けるのはナンセンスである。

てか「青春時代の夏休み」を勉強漬けの毎日に過ごしたら、間違いなく後悔する。大人になって「中2の夏休みはどんなことしたかなぁ」と振り返るとき、何も思い付かない人生は間違いなくクソである。
親御さんは学習塾や教材にではなく、家族旅行やお盆前後の帰省旅行や夏祭りにコストを支払って欲しい。

以上！


千歳「小春。台本がすっぽり頭に入っててすごいですわっ」

しばらく放心状態であった