- 名前
- 一照
- 性別
- ♂
- 年齢
- 65歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- 時に親父ギャグでます。
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”自宅”へ泥棒??
2006年10月09日 17:36
玄関のカギを落とした。
自宅を前にして困った。
どうしよう。
大家は役所みたいなものだから休日は当然仕事はしていない。
仕事帰りの"疲体"にもう一仕事させることにした。
植え込みにあった手ごろな石を掴んで隣の家に頼み込んだ。
ベランダから回り込むしかないと思ったのだ。
ベランダに出たのだが仕切りがあった。
体当たりをすれば壊すことは出来るが、後が面倒になるのでこれは採用できないと思った。
鎌倉を前にして、稲村ガ崎に阻まれた新田義貞の心境である。
義貞は宝刀を沈めて道を開いたが、私の"宝刀"はここでは役に立たない。
よく見たら仕切りの外側よりベランダの柵のほうが外側にあった。
意を決して柵から柵を渡ることにした。
2階だから怖い高さではないが、落ちれば無傷とはいかないだろう
がうまく渡れた。
万里の長城の東端、山海関は海側まで相当張り出していると聞く。
匈奴の侵略に悩まされた漢民族と、海に囲まれた日本の防衛意識の違いだなと飛躍したことを考えてしまった。
それからは自宅の窓ガラスを前にして、持ってきた石で施錠部分だけを
割って仲に入った。
これは数秒のことでプロ並みの鮮やかな手口?である。
本職になれるかな?と我ながら感心した。
無事、我が家戻れたが割った窓ガラスを、大家に直させる嘘を考えなければいけない。
でもそれは止めようかな?
そう”嘘は泥棒の始まり”だから・・
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