切なかった

そんな思い出。

子猫がマンションの４階から落ちてきた。

頭を打ち、バタバタともがき苦しんでいた。

ぐったりとした彼。

まだ息はしている。


いたたまれず家に持ち帰る。

ミルクをレンジでチンして飲ませる。

飲まない。

無理やり飲ませる。


夜中２時頃起き上がり、みゃーみゃー鳴き始める。


ダンボール箱の中の君は元気を取り戻したのかな？

取り敢えず一安心。



翌朝目が覚めると彼が居ない。


何処？何処？


布団をめくったらぴったりと寄り添って冷たく固くなっていた。


痛かったんだよね。苦しかったんだよね。






そんな訳で、昔勤めていい他会社の敷地には１０匹以上の猫が埋葬されるはめになったのです。