『本日の浮遊』　林ナツミさんトークショー

今日はブログで『本日の浮遊』と言う空中に浮かんだセルフポート写真を公開している、

『林ナツミ』さんのトークイベントに東京へ行ってきました。

応募したら枠があったようで、運が良かったです！

受付を済ませて会場に入って待っていると、

いきなり林さん本人がさらっと出てきて、ちょっとびっくりしました(笑)

浮遊写真の撮り方や撮影裏話等々で充実の一時間を過ごせました。




その中で、ちょっと面白いと思った事は、自分の肩書きをどう呼ぶか？

セルフポートレートなので、自分がモデルとして写っているのでシャッターを押していない、これでフォトグラファーと読んで良いものか。

セルフタイマーを使ったり、友人に撮ってもらう事がほとんどだそうです。

それでも、撮影場所を見つけるのは林さんだし、構図を考えるのも林さん。

それはフォトグラファーとしては十分だと僕は思いました。

まあ、確かに、考えちゃいますよね(笑)



また、PHAT PHOTO　5-6月号の表紙の写真を撮った後に着地が間に合わず、あごから落ちて怪我をされたそうです。

浮遊写真には危険が伴うそうです(笑)


海外の話もあって、テレビで勝手に紹介されていたり、『浮遊少女』と言うのは中国で紹介された時の愛称で、自分は公言していない、TEEN(18歳)だと思われていて困っている(少女でもない)等々。



そして実は自分が何より一番聞きたかった事があって

『写真を撮りたくない日、上手く撮れない日をどう過ごすか？』

事前にメールで送ったんですが、これに対して林さんは、



『そういう時にこそ、撮る』そうです。

逆にそういう時には、自分や作品をより客観的かつ冷静に見る事が出来るそうです。

撮りたくない日が8割だそうで、今日撮らない理由なんて山ほどあるそうです(笑)

それでも、そんな日にこそ撮る。

数枚でも良いから撮るそうです。

そうして生まれたのが、今度6月に出る写真集の表紙のカットだそうです。

http://www.seigensha.com/newbook/2012/04/06213715

この駅の改札でのカットも撮りたくない日に撮った写真だそうです(笑)

やっぱり、ちょっと我慢して撮る事が、まあいわゆる『修行』なんですかね。

勉強になりました(^^)





多分みんな、こうすれば撮れるってのは分かっているんだけれど、撮らないし撮れない。

そして林さんの様な『形』にする人が初めて現れて、

『こうすれば良いのか！』って分かるんですよね。

アイディアって案外近くにあって、それを形にしてないだけなのかもしれないですね。

素敵な時間を過ごせました(^^)

俺も挑戦したいな～＼(^o^)／



よわよわカメラウーマン日記
http://yowayowacamera.com/banana/

PHaT PHOTO
http://www.phatphoto.jp/pg78.html