横浜中華街

美味かった。。。

台湾の古ぼけたお店。

裏道にひっそりと佇んでいる。

客は数組。

時間を考えればこんなものかもしれない。


1989年式コルベットをオープンにし、

ニューヨークで仕入れてきたというレゲエの

リズムに体をあずけ、

風を浴び、手の届きそうな空をボーっと

眺めながら第三京浜を横浜へ向かった。

気が付いたらここにいた。

そんな、不思議な時空間を味わっていた。


台北の裏通りにでもありそうな内装と

愛想の無い店員。

隣にはシンガポールに24年住んでいたという

アロハが似合うオヤジとその連れ。

くだらない愛想笑いが俺の気を滅入らせる。。


店の奥にはジャッキーチェンの映画に

出てきそうな厨房のオヤジ。

時折、タバコを燻らせながら客からの

注文を待っている。

そんな、オヤジと視線をクロスさせ、

自信有りげな仕草を横目に

チンタオビールとクラゲ、そして

空芯菜と飯を喰らう。

生きていることに感謝し、亜細亜の力強さを

体感しながら。。。