- 名前
- いちぎょう
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 実年齢が信じてもらえないほど元気で、もてあましています。就職以来真面目一筋で生きてき...
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フラッシュバックします
2011年11月07日 03:45
少し重いモバイルプロジェクターといつものノートPC入りお仕事バッグを両肩に提げて東京タワーの下を徒歩移動中でした。異様な大きさの横揺れを感じて街路樹につかまってしまいました。見上げると最上部の細い部分が、福島の方向とそれと反対の方向に揺れ、最大の瞬間には先端はほぼ水平になるまで揺れていました。例として不適切かも知れないけれど、犬の尻尾のようでした。
あれ、あんなに柔軟だったんだと思うと同時に、壊れて落下すると直感しました。怖かったですね。ほぼ真下でしたから、崩壊すれば負傷していたでしょう。取引先への電話は、PC用兼用で予備に持って入るウィルコム電話機からは難なく通じ、「後日にしましょう。皆様ご無事で」で済ませ、徒歩で3時間かかって帰社。即帰宅したかったんだけど、プロジェクターが重くて。これ捨てたら怒られるだろうなと思いました。秋葉で15万くらいだから、同じ物買って入れ替えればバレないだろう、なんてバカなこと一瞬思いました。
今でも通りかかりに見上げると、先端部四分の一が福島の方向に少し曲がっていて、あの瞬間の揺れがフラッシュバックします。激震地で被災された皆様は、本当にこの何百倍も怖かっただろうと思います。帰社の途中、まだ揺れているコンビニやおにぎり店で三日分の食糧を、みんなが押しかける前にしっかりゲットした私を許してください。
あの瞬間、いつも仕事で持ち歩いている超小型ビデオカメラを持っていなかったんですね。
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