TPP推進は間違いか？

ＴＰＰとは、環太平洋戦略的経済連携協定の略で、加盟各国間の輸出入に対し、関税を撤廃して自由に貿易を行える仕組みである。
デメリットは、安い商品や農作物が国内に出回り、日本農業全体が衰退するのではとされる。
メリットは、日本経済は世界に高度な技術を輸出することで成り立っている。このＴＰＰ加盟により、よりスムーズな貿易を可能とし、今以上に多くの外貨を獲得できる。

大震災があって、これだけ円高が続き、タイの洪水が日本経済を圧迫し緊迫していく状況から、今後の我々の生活は今以上に疲弊していくことは間違いない。
ＴＰＰを推進していくことは、これからの日本経済にとっては必要不可欠であり、世界で生き残っていくための最後の手段であると考える。

その反面、今の体制では日本国内の農業は壊滅的ダメージを受けてしまう。何らかの農業に対する救済措置を講じながら、日本の農作物を逆に日本安全ブランドとして、海外に輸出するルートを新たに開発できれば、ＴＰＰで日本の農業を変えられる原動力となるであろうが。

ただ反対反対！ではなく、これからどうしていけば、この疲弊した日本を立ち直らせれるかを、前向きな考えで進めていかなければ、これからの日本は水没していくだけである。