- 名前
- ロウ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 36歳
- 住所
- 香川
- 自己紹介
- いらっしゃい 時々現れて、のんきにてふてふ散歩して帰って行きます。 足跡が沢山つい...
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滑らない話し
2011年09月13日 09:40
うふっふ~
最近滑らない話しを研究中です
鉄板話しと言うものは、数あって困ることもありませぬ
この話が鉄板の笑い話しになるかどうか教えてくださいな
反応が良かったら実践投入ですp(^^)q
『まっさんの話し』
…あれは忘れもしない、4年位前のことだったように思います。僕が19歳程度のうら若き少年だった頃の話しですね。
その頃は、社会人2年目のフレッシュマンをしていまして、スーパーマーケットの果物売場でカッターシャツとエプロンを身につけて、せっせっと果物を盛っていたんです。
するとそこにダミ声がひびきました。
『よう、めがね☆元気か?』
高校時代の友達『まっさん』がひょっこりと現れたのです。
『うわぁ。まっさん久しぶり~☆元気してた?』
『おお、元気元気!お前もかわらんなぁ~』
などなど、たわいもない会話をしました。
まっさんとは、高校は同じで友達だったけれど、家は正反対で遠く、卒業してから合っていなかったので、実に懐かし感じです。
『久々にまっさんダンスしてよ☆』
『おお、やったらーな♪』
まっさんは、その小肥りの体を揺らしながら、かぶったカラフルなキャップのツバを摘んで、高校の時と同じように『まっさんダンス』を見せてくれました。
本当に愉快なヤツです。
『あっはっはっ素晴らしいな♪』
『そだろ☆』
そんなこんなで、楽しい数分は過ぎました。もっとくっちゃべりたかったのですが、ハゲのイカツイ店長に見つかったら大変です、残念ですが話しを切り上げました。
『じゃあなまっさん、またな~。』
『おう、めがねまたな~。』
そういって二人は手を振りながら別れました。
まっさんは、お客に紛れすぐ見えなくなり、僕はそれを見送ったあと仕事に戻ったのです。
その後せっせと仕事をして、夜の7時半位になり、仕事も終わりを迎えました。
我がスーパーマーケットは労働終了の時、事務所にある退勤帳にハンコを押すと言う形をとっていますから、いつも通り事務所に向かいました。
失礼しますと言って事務所に入り、ハンコを押して…
…ん?
何か物凄い違和感がありました。
…??
事務員さんの机であるはずの所に、何故かカラフルな帽子を被った小肥りの青年が見えるのです。
…そ、そんなはずは無いさ…。。。
必死に疑念を振り払う僕。
でも、ハゲでイカツイ店長に睨みすえられているのは…
『シクシク…えぐぅ…す、すみません、どうか警察だけには言わないで下さい…』
めっちゃダミ声や。
座った机に盗んだのであろう品物を点々と並べ、うなだれているのは…
『うっうっ……で、出来心だったんです…許して下さい……しくしく』
僕の存在に全く気が付かず、震えながら涙の謝罪をしているのは……
…ま
…ま
(まま、まままま………まっさぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんんん!!!!!!!!!!!!)
その事実を理解して、僕は激しくうろたえキョドりました。
しかし、コレだけはハッキリと思いました。気が付かれてはいけない!!
僕はあらん限りの技術を持って忍びの者と化し、事務所から逃げ出しました。
…はぁはぁ…
まじかよ…
まっさん…
アリかよ…
まっさん…
ちくしょう
グルグル回る思考。
アレからいく年月か…まっさんにはそれから合ってはいません、しかしあの時の気持ちは、未だに色あせること無く記憶しています。
そんな青春の思い出。
最近、風の噂がありました。
まっさんがパパになったそうです。
できちゃった婚らしいです。
そんなまっさんに両手一杯の幸あれ…。
このデジログへのコメント
まさかでウケたw
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