- 名前
- xia_yue(シァ・ュェ)
- 性別
- ♂
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ただ日々を、漠然と過ごすのは厭で、何か新鮮な出会いを求める『四十路男』の道程を行く者...
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『虞美人草』ならぬ《愚備仁草》
2011年08月12日 12:59
好きな花があります。
『虞美人草』です。
「ヒナゲシの美称」のコトですが…、
「夏目漱石の小説」のタイトルでもあります。
1907年から朝日新聞上に連載されていたのです。
また、映画化が2度、テレビドラマ化が4度、舞台化も宝塚歌劇団の手によってされています。
それ以前から、能の「項羽」別名「美人草」が室町時代に比較的多く演能されています。
『虞美人』について語るなら、『項羽と劉邦』を語らなければならないでしょう。
「項羽の愛人」の一人で正確な名前は判っていません。
「有美人姓虞氏」とか「有美人名虞」とか言われていたのですが、「美人」も後宮での役職名であるとも、その容姿から表現されたモノであるとも云われています。
海を隔てて、中国や香港でも、虞美人をフィクションに描いています。
云う迄もなく、京劇『覇王別姫』、映画やテレビドラマになっています。
そんな虞美人草も、日本では、ヒナゲシと呼ばれている訳ですが、雛芥子と漢字を当てます。
フランス語でコクリコと呼ばれて、「雛罌粟」と漢字を当てられます。
……今夏のジブリ作品『コクリコ坂から(英語:From Up On Poppy Hill)』のコクリコとは、他ならぬヒナゲシ・虞美人草のコトです。
ただ、私は『虞美人草』の音を仮借して《愚備仁草》としたいのですが、如何でしょう。
《愚》…自己を客観視できる視点を持ち、《愚》鈍に生きる。
《備》…臨機応変に対応すべく、智識と智恵を《備》える。
《仁》…誰に対しても、慈愛の精神を忘れずに《仁》者でありたい。
《草》…そんな《草》になりたい。
それが、ここ2~3年位の、私のモットーです。
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