悪魔と天使２

ダチの死から少しずつ立ち直りつつあります。


悪魔が囁くにしろ『死』を選ぶのは安易で、残された人間には助けられなかった無念さでやり切れないでしょうか。


後日、奥さんにメールがあった事、死の前日に家に帰りアルバムを見ていた事、仕事が行き詰まった事など…がわかりました。


故人を責める事はしません。悩み、苦しみ、絶望の中でたどり着いた答えです。そして、最も勇気のいる最後だったのですから…


しかし、生きてその勇気を見せる事も考えられた！と思うと…生きて、生きて、生きて、泥臭くても生きていて欲しかった。


葬式が終わった６日の夕方、同級生と会話…


（どんなに窮地に立っても、絶望しても、悩み事があったら相談しろ！そして生きろ！）と……そんな事を囁いた腐れ縁の『天使』がいた。


旅立ったダチへ……そっちへ行ったときは、怒るから覚悟しとけよ～


この日、悪魔がダチを連れて行き、天使が友情を深めた。


末読ありがとうございました