- 名前
- きくの
- 性別
- ♀
- 年齢
- 33歳
- 住所
- 熊本
- 自己紹介
- 純日本人顔かつベビーフェイス。
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育てるってこと。
2011年07月17日 01:26
都内の子が田んぼとか畑とか見たことない!って言ってたり
そういう慎ましい暮らしを恥ずかしいって言ってたり
見ていて悲しくなった。
何を教えられてるのって。
いちご育ててた人の話。
クリスマスケーキに欠かせないいちご。すごく綺麗だよね。
甘くて、だけどキュンとした酸っぱさがたまんない。
あれさ、まず鉄棒みたいなの組み立てて、ビニールハウス作んの。果実は非常に柔らかいから雨なんてあたったらしおしおになっちゃうからね。
で、苗からつくる。いちごの弦をポットに植える。
毎日水やりは欠かせないぞ。余分に生えた弦も間引きしてあげないとうまく育たない。
苗床っていうんだけど、病気に罹らないためのベッドも必要だよ。
大分省くけど、晴れのビニールハウス入り。
ここでも水はけのいいベッドを用意してあげないとね。
ここまで来ると成長不良のもの、俗にいう「出来損ない」が
たくさん出てきて、間引きされるわけだ。
うまく成長してからも病気に掛からないものがないわけじゃない。
形が悪ければ安くなるし、大きすぎても小さすぎても
売ることはできないんだ。
話を戻すとクリスマスにケーキに添えられるいちご、
あれは特に色、ツヤ、形が厳選されたもんなんだよ。
どうやって厳選すると思う?
人の手だよ。
機械だって思ってた?まさか!
そんなんじゃいちごに傷が付いちゃうでしょ。
パック詰めだって人の手じゃないとね。
そう言って笑ったその人は農家をやめた。
長年続けた農業により体を壊して続けることができなくなった
のだと後日聞いた。
食べ物値段がつくってこと。それがたまに奇妙に思えるんだよね。
というひとりごと(`・ω・´)
このデジログへのコメント
> おやびんさん
コメントありがとうございますー!
本当に、食べ物が簡単に手に取れる時代だからこそ食べるってことを尚更考えないとダメですよね!お残しダメ、ゼッタイ。
> YAMAさん
コメントありがとうございます!
そうですね。その方も腕がまともに動かなくなってたし割に合わない仕事だと思います。業者や組合が安く買い叩いていると知った時の衝撃ときたら・・・もう・・
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