- 名前
- デッカードかず
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- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- スキー、スキューバ、ヨット、パラグラダーなど やってきましたがいまはジムにはまってま...
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撮影旅行8
2011年07月12日 21:19
さて 今回は話は本体のほうに。
このツリー やけに細長いですよね
個人的には 東京タワーみたいに
末広がりで どっしりしてるほうが
かっこいいんだけど
ここは 建築用地が狭いので
まっすぐなデザインになったそうですが
こうなると 心配なのが 地震。
下がどっしりとしてないので
地震で揺れると やばそうですよね
設計者は まっすぐなデザインで
どうしたら耐震性が確保できるか
考えたそうです。
そこで 参考にしたのが 五重塔だそうです
地震の多い日本で 何百年も立ち続けているのは
すごいことですよね
きっと 太古の昔から地震で崩れた木造建築をみて
地震に強い建築とは というのを考え続けて
編み出した建築方法なんでしょうね
五重塔は 真ん中に 一本の柱が
てっぺんまであって
そこに 揺れに対して柔軟に動く木組みの
屋根を 5重に重ねることによって
地震が来て 柱が左右に揺れても
5重の屋根の部分が 独立して揺れて
木組みの部分が動いて 摩擦することによって
地震のエネルギーを吸収して塔の揺れを止める
ように設計されており
大きな地震が来ても 瓦が落ちる程度で
済むんですね
これを 参考にしているわけです
http://static.flickr.com/6142/5929532433_6ddf335e53_m.jpg
真ん中に 柱のような筒状の部分が見えますよね
これを 包むように網の目ような囲われた鉄骨で
覆われてますよね
これで 地震で左右に揺られても
周りの網の目の鉄骨が上下左右に
伸び縮みしながら地震のエネルギーを
吸収しながら 揺れを収めるわけです
http://static.flickr.com/6002/5930088854_2dac485b6e_m.jpg
実際 こないだの大地震でも びくともしませんでしたね
でも たまたま地震中のタワーの映像がありましたけど
ものすごく 頂上付近は揺れてましたが
見事に収束してました
どうです?
僕は 温故知新っていう言葉が好きですが
これこそ その見本だと思いませんか
しかし昔の人はすごいですよね
設計用のコンピューターも
物理学もなかった時代に
経験と知恵だけで 何でもこなしてきた
先人の知恵を 侮ってはいけませんね。
このデジログへのコメント
> RURU..さん
大先輩は 偉いよね いいとこは パクらせてもらうよ
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