偽善か否か…

東日本のニュースを見て思い出したことがある。

仮設住宅の設置ニュースだ…



あれは、阪神淡路の時だった…


電気系の仕事をしてるもんで…
あの時は各仮設住宅を回りチェックをしてた…

仮設なので電気供給も とりあえず仮設的なわけで…



すると、ある部屋から婆ちゃんが出てきた。

俺を見て…「のぼる～！あんた生きとったんか！」

何も言えない現状…

俺は婆ちゃんの話しを聞いてた…
聞いてたってか…話しを合わせて のぼる役をしてた…

３時間は合わせ話しをした…


会社に帰ったら そら仕事してないから怒られますわな…


1ヶ月後、その仮設前を通ることに…

その婆ちゃん居るかなと覗いたら居ない…


仮設を管理してる所に連絡したら孤独死してはった…


俺は本人と違うとハッキリ言うべきだったのか…

ニュースを見て【思い出した】時点で ただの偽善者だったんかもな…


この震災が落ち着いても… まだまだ第二次・三と被害的な事がある…


塩水まみれになった田畑の農業…

放水しまくりで海水も危ない漁業…


みんな！ほんと 出来ることはやろうよ！

俺みたいな偽善者にならんよう 全力でなにかしらしようよ！

今、しないと…たぶん 一生後悔すると思う。

歴史的な災害…後世に悲惨さを伝えることだけが今の私達の役目だろうか…


チゲー！違う！

この災害に関わったものとして後世に伝えるのが俺達の使命なんだよい。