- 名前
- オイリー沖山
- 性別
- ♂
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- はじめまして。 仲良くしてください。 出会いの幅を広げるために登録しました。 よろし...
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美しさ
2006年07月11日 00:16
皆さんご存知のように、ワールドカップはイタリア優勝で幕を閉じました。イタリアサポーターの皆さん、オメデトウございます!
でも、心にひっかかる出来事が・・・。
『ジダンのレッドカード一発退場』
皆さんはどう感じましたか?
”レッドカードで一発退場”はジダンの今回の事件だけではありません。
イングランドのルーニー。彼も”愚かな行為”によって退場処分を受けています。
しかし、ルーニーの事件とジダンの事件、両者は似て非なるものなのではないか。そんな気がしています。今日一日、そのことについて考えてみました。(←仕事しろよ。)
確かに、彼らの行為はれっきとした反則行為でレッドカードに値するものだと思います。
そして、その行為に対するペナルティとして退場処分が下されたのも十分納得できることです。
この点について、ジダンとルーニーとの間に差異は認められません。
しかし、何かが違う。決定的な何かが・・・。
・・・それは、”美しさ”だと思います。
反則行為に対して、”美しさ”という言葉を使うのは不適切かもしれませんが、これが私の結論です。
ルーニーは、バランスを崩したように「装い」(もしくはそれに「乗じて」)、相手選手の「股間」を「踏んづけた」。この行為にはなんら”美しさ”は感じられません。
それに対して、ジダンは、相手選手の「正面」から「誰にもはっきりとわかるように」「頭突き」をした・・・。
念のためお断りしておきますが、私はジダンの行為を正当化するつもりはありません。
あの行為はれっきとした反則行為です。
しかし、ジダンの行為には”美しさ”がある!
なぜ彼はあのような”美しき”過ちを犯したのか??
おそらく、あの瞬間、彼にはサッカーよりも大切なものがあったのでしょう。
世界一や黄金に輝くワールドカップよりも守るべき何かが。その何かが冒涜されたのです・・・。
サッカーのルール上は”悪いこと”であったけれども、人としては”正しいこと”であったと思います。
彼を動かしたのは”正義”です。
あの行為によって、彼の”正義”は守られました。最低限の名誉と誇りだけは手の中に残すことができました。ただ、支払った代償はとてつもなく大きなものでしたが・・・。
今回の事件により、ますます彼のことが好きになりました。
”プレーヤー”ジダンとしてだけではなく、”人間”ジダンとして。
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