触れ合いの大切さを・・・

『扉をたたく人-評価☆☆☆』

【ストーリー】
妻に先立たれて以来、心を閉ざして生きてきた大学教授のウォルター（リチャード・ジェンキンス）。出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンの別宅で見知らぬ若いカップルに遭遇。彼らはシリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク（ハーズ・スレイマン）と彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ（ダナイ・グリラ）だと名乗るが…。

ニューヨークを舞台にした孤独な男性と、今を生きる若者との触れ合いを題材にした物語。
大学教授ウォールターは妻に先立たれ、孤独を胸に秘めて日々生活をしている。真面目に生きてきただけに特に夢中になれる趣味もない。
タレクとゼイナブはまさに今を生きるカップル。趣味を好きなことを仕事として生きている。まさに正反対の人生が交差するが、ウォルターは徐々に心を開きはじめ、夢中になるものを見つけ出し触れあいとは何か？生きるとはないかを見つけ出していく。