漫画と現実が分からない奴2

新入社員編

社員「え～今日からまた新しくこの会社に所属されることになりました。では、自己紹介を。」

ゾロ「はい、今日からこの会社に入ることになったゾロと言います。特技は剣技で趣味は鍛えることです。よろしくお願いします。」

社員「・・えっと・・貴方の名前はゾロじゃないでしょ？ちゃんと自分の名前を言ってください。」

ゾロ「自分の名前はゾロですよ。何言ってるんですか？三刀流のゾロです。ちなみに以前海賊狩りをしてました。」

社員「ふざけてないでちゃんと本名言いなさい。それに大体貴方の腰に挿している刀はなんなんですか？当社では全くそんなもの使いませんよ。早くどこかに置いてきなさい」

ゾロ「無理です。自分はこの3本の刀を腰に挿しとかないと落ち着かないんですよ。」

社員「貴方の事情は関係ないでしょ・・それを持ってても仕事の邪魔になるだけです。」

ゾロ「いえ、関係あります。それにもしも何かが起ったときの為にもこれだけは手放せません。」

社員「もしものことが起こったって刀を必要とすることは当社に限ってありえません。もしものことって貴方はどんなことを想像してるんですか？」

ゾロ「例えばいきなり海賊や王下七武海が襲ってきたときにこの刀を使って海賊とかをこらしめます」

社員「そんな奇妙な輩は来ません。大体貴方王下なんとかって言ってますけど何の話をしてるんですか？」

ゾロ「王下七武海です。王下七武海と言うのはえりすぐりの海賊達が七人集まって結成されたんです。でも王下七武海よりも強い海賊はいます」

社員「知らないです。っていうかそんなこと聞いてません。これ以上当社の規則を守れないようならここに来なくていいです。帰って下さい。」

ゾロ「あれ？自分をこの会社から追い出すっていうんですか？知りませんよどんな海賊が襲ってきても」

社員「構いません。言いたいことはそれだけですか？満足したら早く帰って下さい」

ゾロ「いいんですか・・はァ皆さん可哀想です。海賊にたちうちできないんですからね。自分がいたら三刀流で襲ってくる相手を蹴散らしますのに」

社員「例え襲ってきても刀で人斬ったら犯罪です。もう十分でしょ・・ここから立ち去って下さい。そしてもう二度とここに来ないように。」

ゾロ「分かりました。そこまでいうならもうここに来ません。でも本当にいいんですね？後戻りはできませんよ？」

社員「いいから早く帰れよ・・」