- 名前
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ウディ・アレンの夢と犯罪
2010年07月06日 14:28
「ウディ・アレンの夢と犯罪」を見てきました。
映画館の場所は、出張で行った九州は熊本です。
ここでは、もうすぐ「Into thevoid」もかかるみたいです。すごいですね。
ウディ・アレンのロンドン3部作の最後がこの作品です。
「マッチポイント」「スクープ(タロットカード殺人事件)」そしてこの「夢と犯罪」です。原題は「カサンドラの夢」で、カサンドラとはギリシャ神話で予言をする王女の名前らしいですが、実はこの映画の冒頭で、2人の兄弟が買う中古のヨットの名前がカサンドラなのです。
そう、マッチポイントと同じく、兄弟が出てきます。でも、マッチポイントが上流社会ものだったのに比べて、今度の兄弟は労働者階級です。兄は父親のレストランを手伝いながら、カリフォルニアのホテル事業を夢見ています。弟は自動車修理工場に働きながらスポーツ店経営を夢見ています。兄は、これまで出会ったことのないタイプの女性(女優です)に夢中になり、弟はギャンブルで大金の損失を出し、いずれもお金がいるところに、兄弟の母親で、今は香港その他で手広く形成外科を営む伯父さんが帰ってきました。
で、兄弟の金の無心に対して伯父から要求されたことは・・・。
ことが終わった後に弟は自らが犯した罪の大きさに耐えきれなくなってしまいます。
兄はカサンドラ号でのセイリングを提案し・・・。
意外とひねりがなく、それがむしろギリシャ古典悲劇といった趣さえもたらしています。
ウディ・アレンらしい、しゃれた小品です。
ユアン・マクレガーとコリン・ファレルという、芸達者がうまい演技を見せてくれます。
このデジログへのコメント
> 鞠子さん
ロンドン三部作、なかなかよかったです。途中に作られた「それでも恋するバルセロナ」(でしたっけ?)もよかったですけど(ペネロペ・クルスがすきなのです)。また、よろしくお願いします。
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