死角…その向こうへ

一気に襲う…

不思議にも

何時だってそう…

無防備の心に

一気に襲う…

空っぽになって

また立ち上がる

その繰り返し…

慣れたかな…

でも辛さは味わう…

何処から変えようか考える

じっくり考える…


変化を求めるのは

心の奥…

閉まったままの

深い、深い…

心の死角

その中に

静かに潜んでいる

もう一人の自分…

叫び声が

日々心を打つ…

本来の私であろうか…

眠っているようで

ずっと

私を見つめている…

今にでも

死角を抜けて

飛び出しそうな勢いで

私を見ている…

私よ…

あなたの願望を

教えて欲しい…

私が出来る事は何…？

もう隠れなくて良い…

出ておいで…

涙はもういい…

独りでいなくて良い…

私においで…

深い…

トンネルを通り抜けて

ゆっくり…

私に逢いに来て…

心の死角…

もう

解放していいのでは…？

まだなの…？

いつか

あなたが姿を見せる…

その時は

手を繋いで

空を飛ぶ…

終わり無き

青空を無限に飛ぶ…

誰にも邪魔されず

ずっと一緒…


深き心の奥…

あなたは

今日も静かに

私を見つめている…

心の変化を

待ち望みながら

静かに

静かに…

私を見つめている…